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高感度画質の許容範囲って?2015年04月01日 00時19分51秒


ISO3200
ISO3200
ISO400
共通データ:PENTAX K-3,TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD

最初に言い訳しておきたいんですが、私の記事って某価格比較サイトの痛い奴レベルなので、そう思って呼んでください(爆)

高感度画質の許容範囲って誰が決めるわけでもなく自分自身ですよね?
皆さんどのような基準で判断されているのか大変興味深く思うところです。

雑誌のレビューで、ISO1600までは問題なく、3200はノイジーだけど大丈夫、場合によっては6400まで常用可能、12800は非常用、それ以上は使いものにならない・・・とか見か
けるんですが、これも結局レビュアーのかたの基準でしか無いわけですよね。

更に、RAWで撮影し、現像ソフトででノイズリダクションして出力、なんて要素まで入ってきたり、鑑賞サイズだとか、テレビで鑑賞、PCのモニターで鑑賞、デジタルフォトフレームで鑑賞、スマホ用、A3で出力、L判で出力、等倍鑑賞で自己満足とか・・・もう無限の組み合わせ(汗)
つまりはユーザーの使途でしか決まらず、やはり画質は大は小を兼ねる的考えに落ち着くのでしょうか?

さて、今使用しているPENTAX K-3。早いもので一年近くになりますか。
これの高感度画質といえばさほど評判が良いとも思わず、以前所有していたNIKON D7100と比較しても少々劣るといった印象であります。

そんなワタシの場合、まず滅多にプリントはしません!
今や紙媒体で人にプレゼントしたりする機会がないですし、コンテストに応募する予定もない。滅多に使わないプリンターのインクコストはバカにならず、よほどプリントしたければお店にデータを持ち込んだほうが遥かにコストパフォーマンスが良いし、写真印刷向けの高性能プリンターでも使っているならまだしも、プリントの質自体がお店の方が良いから。ですので通常PCモニターでの鑑賞が最も多く、次いでiPhone5s‎での鑑賞、その他は殆どありません。PCがアルバムになっているのです。気に入った写真のみiPhone5s‎に転送し、人に見てもらったり、空いた時間に自分で見て考察したり。そんな感じです。

以上の条件で、私の判断基準でのISO感度許容範囲と言いますと・・・

~ISO800
常用可能。全く問題なしです。

ISO1600
少々ノイズが気になりだしますが、ディティールがしっかりしてますからまだまだ使えます。なだらかなグラデーションを描いたり、緻密な階調表現を重視したいときはチョット考えちゃう感じ。

ISO3200
かなりノイズが気になりだします。ディティールはまだしっかりしている方ですが、暗部では怪しい部分が見えてきます。撮り方、被写体を選ぶ感じ。でも使えます。

ISO6400
多少明るさのあるところで絞りつつシャッタースピードを稼ぎたい、そんなシチュエーションならまだ行ける。
あとは鑑賞サイズが小さい場合、記録用、スマホでしか鑑賞しない友達へのプレゼント用だったりとかならOKでしょう。大きく見ると特に暗所でのディティールの崩れがかなり気になってくると思う。

ISO12800
非常用。だけど使えるシチュエーションがあるかも知れないと、最近使って遊んでみているところ。純粋にシャッタースピードが稼げるから、現時点で記録用としてはありかなと。

ISO25600
12800>=25600(笑)

ISO51200
写ってればなんでもいいや。

と、こんな印象ですね。

時に、雑誌の記事やネットの書き込みなんかで、
何故に糞の役にも立たないISO51200まで用意したの?なる発言を目にするんですけど、別にいいじゃない?使うか使わないかはユーザーに委ねられてるんだから。
メーカーは高感度性能の悪さをわざわざ露呈し墓穴を掘っているなどという記事も見た記憶があるが、???であります。
それこそニコンなんてナイトビジョンなる要るんだか要らないんだかわからん機能が載ってるんだし(笑)
デジタルならではのお楽しみ機能は超高感度も含めて歓迎しましょ。

今回の記事、読んでくださったかたからの意見等々いただけることに淡い期待を持ちつつお開きにしたいと思います。

コメント

_ ハンドル職人 ― 2015年04月01日 20時17分52秒

こんばんは!
大変興味深い記事を読ませていただきました。
K-3がD7100より高感度画質でやや劣るとはちょっと意外でした。これは実際に所有して使ってみたkinzoさんだからこそ解りうる結果だったのではないかと思います。
私はどちらかというと三脚使用の撮影が多いのであまり高感度撮影はしないのですが、
せいぜい上げてもISO800位まででしょうか。なのでD300でも全然許容範囲です。(笑)
あっ、私はノイズに関してはそれほど気にしない方です。むしろ変にノイズ処理をしてディテールを損失させてしまう方が好きではありませんね。(汗)
そういえば私もプリントする回数がめっきり減ってしまいました。(笑)

_ kinzo ― 2015年04月02日 19時03分12秒

>ハンドル職人さん
このような拙い記事に興味持っていただき、嬉しく思います。
自分の想像では撮像素子がD7100は東芝製、K-3はSONY製なのだと思っており、その辺りの差があるのかもしれないですし、NRの処理に関してニコンの方が巧みなのかもしれませんね。
私も三脚ありきの考えが基本にありますが、夜の街スナップで被写体ブレを出来るだけ避けたいとか、状況的に三脚を立てれないなどの場合、高感度に頼ります。
やっぱりディティールは最優先ですよね?私も同じで、実のところノイズはさほど気にならず、それよりは被写体の輪郭が崩れてしまうとかの方が我慢できません(笑)
D3だと6400余裕じゃないですか?まあ撮影スタイル次第ですよね。
何れにせよフイルム時代では考えられないような感度でそれなりの画質が得られるようになったわけで、これがめっぽう便利であり、撮影スタイルの幅を広げたのは明白。どんどん要求が上がるのも無理はなということでしょうね。

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