たまにフォトライフ

D7000を使い始めてはや1年。
全体としては悪くない。そしてこのクラス（価格帯）のカメラに過度の期待をしてはいけないことも重々承知の上で物申したい！

まず！
何故にマグネシウム合金採用が上面カバーと背面カバーなのか？
マウント部を含む前面がエンジニアリングプラスチックで十分な強度であるならば、部分的に金属を使用する意味自体不明だ。
言いたいことは、ただでさえお粗末なグリップ部分が百歩譲ってプラ製でも結構だが、大三元のような重いレンズを装着した状態でホールドすると明らかに・・あ・き・ら・か・に！
剛性不足だから。質感悪いとか頼りない感じがするとかそんな感覚的な部分を通り越し、はっきり言って、きしみます！もうキシキシッと。D70の方がまだしっかりしてますよ。
で、次のモデルはこのあたり改善してね。って期待してたら先日発表されたD600はまるでFX版D7000じゃないですかっ！もうね・・(ry
ちなみにキャノンの6Dは前面と背面がマグネシウム合金製。こっちのほうが絶対理にかなっていると思うわけですよ。K-5だって背面以外金属外装の上にステンレスシャシーで、カメラの性能には関係ないかもですが立派なもんです。
この流れで行くのならしばらく買い替えはナシですね。今後DSLR全体がフルサイズに向かっていくのか、それともAPS-Cのハイエンドが出るのか？動向を伺いつつ待ちましょう。

つぎ！
アッパーミドルなら、AFボタンくらいつけてくれ！
今現在、AE-Lボタンを親指AFボタンとして使用してますが位置が遠いよ。メインコマンドダイヤルとAE-Lボタンの間に電子音の鳴るスピーカーの穴がポチポチと開いてるんだけど、この場所はAFボタンですよ！どうしてこうなった？
おまけにこの使い方で縦位置撮影すると、親指の爪が眉の上にぶつかって使いづらいことこの上ない。この問題を解消するにはバッテリーパックMB-D11を使うくらいしかなさそうだが、装着したところでコマ速も上がらず、小型軽量が売りのD7000専用なのにマグネシウム合金製で重く、しかも値段がバカ高い。重いほうが安定するという向きもありそうですが、プラ製の偽物だって電池入れて装着すればカメラの重量は1kgになりますから。これってD800とほぼ同じ。で、グリップが本体より良いという・・・もうね・・(ry

つぎっ！
マルチセレクターとLVレバーの位置は逆にしてっ！
ファインダーを覗きながらメインコマンドダイヤルとマルチセレクターを行ったり来たりするのが遠いよ！どうしてこうなった？どう考えても位置関係がおかしい。

以上！1年使っての主な不満点でした！

余談・・・
ローパスレスのD7000出したらまた売れるかもね。
・・ペンタックスに先にやられちゃったけど。
画素ピッチがD800とほぼ同じと考えれば意外にモアレは出づらいかも・・・と素人の自分は思ってしまうわけで。